周辺幻

沖の監視

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年で面白かった本とこれから読むであろう本のこと(後編)

11.『ねじ式』 12.『紅い花』 ねじ式 (1) (小学館文庫) 作者:つげ 義春 発売日: 1994/12/14 メディア: 文庫 紅い花 (1) (小学館文庫) 作者:つげ 義春 発売日: 1994/12/14 メディア: 文庫 寝室の電気を消して枕元の薄ぼんやりとしたランプの灯りで読書を…

2020年で面白かった本とこれから読むであろう本のこと(前編)

仕事納めの帰り道。次回出勤日の前日、1月3日まで、自由を謳歌しよう、それはもうめちゃくちゃに謳歌しよう、限定的な休暇を味わうためなら何だってやってやるぞと息巻いてはいたものの、結局思いつく行動は本を買うことぐらいなのであった。 明日は県内最大…

アフタートーク

暇さえあれば、ニューヨークのYOUTUBEチャンネルを見ているので、仕事中にも、彼らの声が脳内で流れるようになった。 友人Sの脳には、Aマッソが。 友人Kなら、空気階段。 友人Dと共に、爆笑問題がディレイする、嗚呼、遥かなる日本言論… 消えた天才Aは、イン…

わたしの東京(2018年 晩夏)

雨上がり コンクリ娼婦の匂い スライ&ザ・ファミリーストーンの Mp3の音源とクリーニング屋のバイト チェーン居酒屋の粉薬っぽいビール 親しみを込めては 懐かしんだり妄想したり 爆音 意味なきアイロニー モッシュと流行が首都高速道路のようにぎりちょんに…

煩悩108 コンテンツリスト

1.スピッツ(バンド) 2.モーリスのアコースティックギター 3.バカタール加藤編集長時代のファミ通(ゲーム雑誌)4.マイルドセブン・スーパーライト(煙草の銘柄) 5.MTR(多重録音機)6.階段護岸 7.ガーゼ 8.深夜のパーキングエリア 9.コンビニエ…

音楽・映画・読書

不安である。日曜日の夕方にさしかかると、すっかり参っている。 みんなどうやってこの不安に対処しているんだろう。不思議で仕方ない。不安で仕方ない。 おそらくは、僕が感じている不安を、形は違えど、周りも同様に感じているには違いない。そうでなけれ…

Sketchy1巻

浪人生の頃。今ではもう、どこまで本気だったのか分からないのだけど、手帳にこんなメモをした。 ①バンドマン、②物書き、③芸人 上記以外になれなければ、自殺すること。 バンドも物書きも芸人も、真似事のようなことはしたけれど、結局あれから約十二年間経…